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院長の自己紹介:私が医師になるまで④

  総合内科医としての道とクリニック開業まで 皆さん、こんにちは!「院長のひとりごと」を読んでいただき、ありがとうございます。 前回は、私が医学部に入学し、総合内科医を目指すようになった経緯についてお話しました。今回は、 初期研修医としての経験、そしてなぜクリニックを開業することになったのか についてお話したいと思います。 イメージはAIで作成しています 初期研修医としての試行錯誤 医学部を卒業し、国家試験に合格した私は、初期研修医としての生活をスタートさせました。研修期間は、様々な診療科をローテーションしながら、実際の医療現場で経験を積む重要な時間です。 最初は何もかもが手探りで、指導医の先生方や先輩方に助けられながら、診療の流れを学んでいきました。患者さんの話をじっくり聞き、適切な診断や治療を考えることの難しさを痛感する毎日。しかし、実際の医療の現場に立つことで、自分の中に一つの確信が生まれました。 「どんな病気でも、まずは患者さんの全体像を捉えることが大切だ」 大学病院では、それぞれの診療科が専門分野に特化しており、例えば心臓の病気なら循環器内科、糖尿病なら内分泌科、関節痛なら整形外科…といったように細かく分かれています。しかし、患者さんが最初に相談するのは「どこが悪いのかわからない状態」のときがほとんどです。 そんな時に、患者さんの話をよく聞き、全身を診察し、適切な検査を考え、必要に応じて専門医へ紹介する… この「総合的な診療」の役割こそが、私の目指す医師像なのではないか と思うようになりました。 総合内科の道へ進む決意 初期研修を終えた後、私は総合内科医としてさらに専門的な研修を積むことに決めました。 総合内科医は、一つの専門分野に特化するのではなく、幅広い疾患を診る医師です。特に、 発熱、倦怠感、体重減少、原因不明の痛みなど、一つの診療科では説明がつかない症状 を抱える患者さんを診ることが多いのが特徴です。 日々の診療の中で、患者さんの生活背景や家族環境も考慮しながら治療を組み立てることの重要性を学びました。病気を診るだけでなく、 「人を診る」医療 を実践することができるのが、総合内科医の魅力だと感じています。 開業の決意と地域医療への思い 病院での勤務を続ける中で、私は次第に「地域の医療に貢献したい」という思い...
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院長の活動量:2025年1月

   院長の1月の活動量をご紹介! このコーナーでは、私の毎月の活動量を皆さんにお届けしています。今回は12月の活動量です。iPhoneの健康アプリで記録したもので、少しでも皆さんの運動へのモチベーションになれば嬉しいです! 「1日平均活動量」について簡単に説明しますね。 1日平均活動量・活動時間 :iPhoneやApple Watchが計測した1日の活動量と活動時間の平均です。このエネルギー量は日々の動きから算出されています。この数値には安静にしている時のエネルギー量(基礎代謝量)は含まれていません。 1月の結果は... 1日平均活動量:804kcal(12月:1047kcal) 1日平均活動時間:74分(12月:88分) 皆さんはいかがでしたでしょうか? 私は、3月のフルマラソン出場に向けて、12月に引き続き1月も運動時間を増やそうと考えていましたが、年始に体調を崩してしまい、結果として12月よりも平均活動量や活動時間が少なくなってしまいました。 雪や寒さが続く中ですが、2月は工夫しながら活動量を増やせるようにしていきたいと思います。私自身、患者さんと同じように 運動の大切さを日々実感しながら 取り組んでいます。 皆さんも、無理のないペースで楽しみながら体を動かしてみてください!一緒に健康的な日々を目指しましょう。

体のトリビア:体重が増える理由とは?消費カロリーとの関係

  体重が増える理由とは?消費カロリーとの関係 「食べすぎているわけでもないのに太る…」そんな悩みを抱える方は多いかもしれません。実は、 体重の増減は「摂取カロリー」と「消費カロリー」のバランス で決まります。 ✅ 摂取カロリー :食べ物や飲み物から得るエネルギー ✅ 消費カロリー :体が使うエネルギー 消費カロリーが摂取カロリーを下回ると、余ったエネルギーが脂肪として蓄積され、体重が増えます。 では、消費カロリーにはどのような種類があるのでしょうか? 1. 基礎代謝(BMR) – 約60% 何もしていなくても、 呼吸や体温維持、内臓の働きなどで消費されるエネルギー のこと。 基礎代謝は 年齢とともに低下し、特に筋肉量が減ると消費カロリーも減る ため、同じ食事量でも太りやすくなります。 ✅ 基礎代謝を高める方法 筋力トレーニング(スクワット・腕立てなど) タンパク質をしっかり摂る(筋肉を維持するため) しっかり睡眠をとる(代謝を落とさないため) 2. 活動代謝(運動消費) – 約30% 歩いたり、運動したりすることで消費されるエネルギー。 運動不足になると、この消費カロリーが大きく減り、体重が増えやすくなります。 ✅ 運動で消費カロリーを増やす方法 週150分以上の有酸素運動(ウォーキング・ジョギング) 日常の動きを増やす(階段を使う・こまめに歩く) 筋トレを組み合わせると、基礎代謝もUP! 3. 食事誘発性熱産生(DIT) – 約10% 食べ物を消化・吸収する過程で消費されるエネルギー。 タンパク質は特にDITが高く、摂取カロリーの約30%が消費 されます。 ✅ DITを増やす方法 タンパク質(肉・魚・豆類)を多めに摂る よく噛んで食べる(消化にエネルギーを使う) スパイスや温かい食事を活用する(代謝UP) まとめ:消費カロリーを意識して太りにくい体に! ✅ 筋肉量を維持して基礎代謝を落とさない ✅ 運動量を増やして活動代謝を上げる ✅ タンパク質をしっかり摂ってDITを高める 体重管理は、ただ食事を減らすだけではなく、 「消費カロリーを増やす工夫」も重要 です! 日常の小さな習慣から、無理なくできることを始めてみましょう。

院長の活動量:2024年12月

  院長の12月の活動量をご紹介! このコーナーでは、私の毎月の活動量を皆さんにお届けしています。今回は12月の活動量です。iPhoneの健康アプリで記録したもので、少しでも皆さんの運動へのモチベーションになれば嬉しいです! 「1日平均活動量」について簡単に説明しますね。 1日平均活動量・活動時間 :iPhoneやApple Watchが計測した1日の活動量と活動時間の平均です。このエネルギー量は日々の動きから算出されています。この数値には安静にしている時のエネルギー量(基礎代謝量)は含まれていません。 12月の結果は... 1日平均活動量:1047 kcal(11月:874kcal) 1日平均活動時間:88分(11月:77分) 皆さんはいかがだったでしょうか? 私は、3月にフルマラソンに出場する予定を立てたため、12月は意識的に運動時間を増やし、結果として平均活動量や活動時間が11月よりも多くなりました。寒さが本格的になり、雪が降る日も増えたため、外での運動が難しくなるのではと思っていましたが、雪が溶けた道路などを利用して、なんとか継続しています。 私自身も、患者さんと同じように運動の大切さを日々実感しながら取り組んでいます。皆さんも、無理のない自分のペースで、楽しみながら体を動かしてみてください!一緒に健康的な日々を目指しましょうね。

病気のこと:体の柔らかさと体調不良の意外な関係――エーラス・ダンロス症候群

  「体が柔らかい」「皮膚が伸びる」「傷が治りにくい気がする」 そんな風に思ったことはありませんか? 実は、これらの症状が遺伝性の病気「エーラス・ダンロス症候群(EDS)」に関連している可能性があります。 エーラス・ダンロス症候群 は、コラーゲンの異常によって皮膚、関節、血管など全身の結合組織に問題を引き起こす疾患です。日本では稀な疾患とされていますが、診断されずに見過ごされることも多い病気です。 画像はAIで作成しています エーラス・ダンロス症候群が引き起こす体調不良 EDSは以下のような症状を伴うことが知られています。これらの症状は、単なる「体質」や「ストレス」だと思い込まれがちですが、放置せずに専門的な診断が必要です。 1. 慢性的な痛み 関節が柔らかすぎるために脱臼や捻挫を繰り返し、関節痛や筋肉痛が慢性化します。これにより、日常生活や仕事に支障をきたすこともあります。 2. 消化器の不調(腹痛、下痢、便秘など) 結合組織の異常が腸の働きに影響を与え、過敏性腸症候群(IBS)のような症状が現れることがあります。腹痛や膨満感が続く場合、EDSが関係している可能性があります。 3. 立ちくらみや失神(起立性調整障害) 血管の弾性が低下し、血圧や心拍数の調整がうまくいかなくなることがあります。立ち上がるとめまいや動悸が起きる、集中力が低下する、といった症状は特に若年層に多く見られます。 「個性」ではなく「サイン」かもしれません 関節や皮膚が柔らかいことは、個性として捉えられがちです。しかし、それが慢性的な痛みや不調と結びついている場合、 エーラス・ダンロス症候群の特徴 である可能性があります。この疾患は、外見的特徴だけでは見逃されやすいため、他の症状と合わせて注意することが大切です。 適切なサポートで生活の質を向上させる EDSには根本的な治療法はありませんが、 早期診断 によって症状を管理し、生活の質を向上させることが可能です。 関節の安定性を保つためのリハビリ。 慢性的な痛みや消化器症状を薬物でコントロール。 生活習慣の改善(塩分摂取や水分補給の工夫など)。 「もしかして?」と思ったらご相談を 体の柔らかさや傷の治りにくさ、さらに慢性的な体調不良を抱えている場合、エーラス・ダンロス症候群の可能性があります。気になる症状がある方は、ぜひ当クリニックにご相...

治療のこと:インフルエンザ・コロナウイルスが流行中!年末年始に役立つ市販薬情報

みなさん、こんにちは。最近、インフルエンザやコロナウイルスにかかる方が急増していますね。予防も大切ですが、 年末年始の病院が休みのときに症状が出たらどうすればいいか 心配になる方も多いのではないでしょうか。 今日は、「お薬が必要だけれど、何を選んでいいかわからない」という方に向けて、 クリニックで処方するお薬と同じ成分が含まれている市販薬 をご紹介します。これを知っておけば、いざというときに役立つはずです! 1. 熱や痛みに効くお薬 処方薬 : アセトアミノフェン(例: カロナール) アセトアミノフェンは、熱や痛みを和らげる解熱鎮痛剤です。当院では、成人に1回500mgを1日4回まで内服できるように処方しています。 市販薬 : タイレノールA タイレノールAは1錠300mgのアセトアミノフェンを含んでいます。処方薬と似た効果が期待でき、使いやすい市販薬です。 2. 咳に効くお薬 処方薬① : 麦門冬湯(漢方薬) 漢方薬の麦門冬湯は、1日3回、食前にお湯で溶かして飲むことで効果が高まります。喉の乾燥感や咳に優しく作用します。 処方薬② : メジコン(ジメモルファン) 症状に応じて1回15~30mgを1日3回内服する咳止め薬です。 市販薬 : 麦門冬湯 (漢方薬):薬局で購入可能です。 メジコン咳止めPRO :1錠に15mgの有効成分が含まれており、処方薬と似た効果が期待できます。 3. 喉の痛みに効くお薬 処方薬 : トラネキサム酸(例: トランサミン) 抗炎症作用があり、喉の腫れや痛みを和らげる薬です。1日3回、250mgを内服します。 市販薬 : ペラックT錠 1錠に250mgのトラネキサム酸を含んでおり、処方薬と同じ成分が使用されています。 4. 鼻水に効くお薬 処方薬 : フェキソフェナジン(例: アレグラ) 1錠60mgを1日2回内服する抗アレルギー薬です。鼻水や鼻づまりに効果的です。 市販薬 : アレグラFX 1錠60mgのフェキソフェナジンを含んでおり、処方薬と同じ効果が期待できます。 5. 市販薬を使用する際の注意点 市販薬は、クリニックで処方する薬と同じ成分を含んでいるものが多くありますが、用法・用量が異なる場合があります。 添付文書を必ず確認 し、決められたとおりに使用してください。 疑問がある場合は、薬局の薬剤師さんに相談すると安心です。 まとめ...

風邪について知っておきたいこと ~正しい知識と対処法~

  風邪について知っておきたいこと ~正しい知識と対処法~ 皆さま、こんにちは。 今回は「風邪」について、正しい知識をお伝えしながら、対処法についてもご紹介します。 風邪とはどんな病気? 風邪(普通感冒)は、ウイルスによって引き起こされる上気道の感染症です。 代表的な症状として、 喉の痛み、咳、鼻水、鼻づまり、発熱 などがあります。原因となるウイルスは非常に多く、 ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス などが挙げられます。 風邪に抗菌薬(抗生物質)は必要ない 風邪の原因はウイルスであるため、 抗菌薬(抗生物質)では治りません 。抗菌薬は細菌に効果がありますが、ウイルスには効きません。そのため、風邪で抗菌薬を服用しても症状は改善せず、逆に不要な抗菌薬の使用は 耐性菌の発生 や 副作用 のリスクを増加させる可能性があります。 風邪に特効薬はないが、自然治癒が期待できる 現在のところ、風邪に対する特効薬はありません。しかし、 健康な大人であれば1~2週間で自然に治癒 します。治療の基本は、症状を和らげることにあります。以下のような方法で体をいたわりましょう: 水分を十分に摂る (体を脱水状態にしない) 十分な睡眠と休養 を取る 必要に応じて、解熱剤や咳止め薬を使用する 民間療法はどうなの? 風邪に対する民間療法には様々なものがあります。一部の方法には、症状の軽減に役立つ可能性が示唆されています。例えば: はちみつ :咳を和らげる効果があるとされ、特に子どもの夜間の咳に有効とする研究もあります。(ただし、1歳未満の乳児には与えないでください) ショウガ入りのお茶 :喉を温めたり、体をリラックスさせる効果が期待されます。 ビタミンCの摂取 :風邪の予防には効果がないとされていますが、発症後の症状を若干軽減する可能性があります。 ただし、どの民間療法も完全に症状を抑えるわけではないため、期待しすぎないようにしましょう。 風邪を予防するためには? 風邪を予防するには、日頃から以下のような習慣を心がけましょう: 手洗い をこまめに行う 人混みを避ける 適度な運動と栄養バランスの取れた食事 で免疫力を高める 十分な睡眠 を確保する 本当にそれは風邪の症状なの? 風邪は日常的な病気ですが、時には別の病気が原因で似たような症状が現れることもあります。次のような場合には、...